写真はイメージです(Photo: Florian Schindler / Unsplash)
鹿児島県は2026年11月29日(日)、鹿屋市の霧島ヶ丘公園で「かごしま動物愛護のつどい2026」を開きます。犬のしつけ教室やドッグフェスティバル、犬や猫の譲渡会などが予定されていて、入場は無料です。動物と人がなかよく暮らすためのヒントを、楽しみながら知ることができる一日になりそうです。
いつ・どこで開かれるの?
会場は、鹿屋市浜田町にある霧島ヶ丘公園の自由広場です。時間は午前10時30分から午後3時までで、だれでも無料で入ることができます。主催は鹿児島県の保健福祉部生活衛生課で、動物を大切にする気持ちを広めることを目的にしています。
この催しは毎年開かれていて、2024年は霧島市にある鹿児島県動物愛護センターが会場でした。そのときは鹿児島大学の動物病院の獣医師による「犬や猫のストレスのサイン」の講演や、地域猫・保護猫についてのお話、セラピー犬とのふれあいなどがありました。今年は広い公園の広場に場所を移し、犬といっしょに参加できる内容が増えています。
しつけ教室とドッグフェスティバル
午前11時から11時40分までは「しつけ教室」があります。犬の保育園「ベリーのおうち」が講師となり、音楽に合わせて体を動かす「しつけダンス」などを取り入れながら、犬とのコミュニケーションのとり方を紹介します。参加の申し込みは当日、会場で受け付けます。
午後1時30分から3時までは「ドッグフェスティバル」です。NPO法人「EarthAngelDog」が担当し、犬と飼い主がいっしょに走る障害物競走や、列になって歩く「ドッグマーチング」などが予定されています。こちらも当日の申し込みができます。くわしい内容は、県のホームページで後日知らせるとしています。
しつけというと「きびしく教えること」と思われがちですが、犬にとっては、飼い主とルールを共有して安心して暮らすための練習です。上手にできたらほめることをくり返すと、犬は楽しみながら覚えていくといわれています。
犬や猫の譲渡会や相談コーナーも
会場のまわりには、いろいろなブースが並ぶ予定です。ペットの写真コンテスト、ペットの防災についての展示、獣医師への相談や犬・猫の飼い方相談、そして犬と猫の譲渡会があります。
譲渡会は、保護された犬や猫と、新しい家族になりたい人が出会う場です。「譲渡」とは、ゆずりわたすという意味です。その場ですぐに連れて帰れるとはかぎらず、家族で話し合ったり、飼う準備がととのっているかを確かめたりする手続きがあるのがふつうです。犬や猫を迎えたいと考えている人は、まずは会って話を聞いてみるとよいでしょう。
ペットといっしょに行くときの注意
会場にはペットを連れて行くことができます。ただし、首輪とリードを必ず付けることが条件です。また、会場内で起きたトラブルについて、主催者は責任を負わないとしています。ほかの犬が苦手な犬や、人が多い場所にまだ慣れていない犬の場合は、無理をせず、短い時間だけ参加するなどの工夫をすると安心です。
外に出かけるときは、迷子への備えも大切です。日本では2022年6月1日から、ブリーダーやペットショップで販売される犬や猫にマイクロチップを入れることが義務になりました。マイクロチップは、皮ふの下に入れる米つぶほどの大きさの小さな機械で、番号を読み取ると飼い主が分かるしくみです。犬や猫を迎えたときは、登録の情報を自分のものに変える「変更登録」が必要です。
豆知識:動物愛護ってどんなこと?
動物愛護とは、動物の命を大切にし、その動物に合った方法で世話をすることです。たとえば、最後まで責任をもって飼うこと、食べ物や水、すみかをきちんと用意すること、病気やけがのときは動物病院へ連れて行くことなどがふくまれます。毎年9月20日から26日までは国が定めた「動物愛護週間」で、全国でさまざまな催しが行われています。
ペットの防災も、動物愛護の大事なテーマです。大きな地震や大雨のときに、ペットといっしょに安全な場所へ逃げる「同行避難」ができるよう、ふだんからキャリーバッグに慣れさせたり、ペット用の食べ物や水を用意したりしておくことがすすめられています。
ここがポイント
- 11月29日(日)午前10時30分から、鹿屋市の霧島ヶ丘公園自由広場で開かれ、入場は無料。
- しつけ教室とドッグフェスティバルは、どちらも当日に申し込みができる。
- 犬と猫の譲渡会、獣医師への相談、ペット防災のブースなどが予定されている。
- ペットを連れて行くときは、首輪とリードを必ず付ける。
出典: 鹿児島県「かごしま動物愛護のつどい2026」(2026年10月16日更新)、鹿児島県「かごしま動物愛護のつどい2024」(2024年)、環境省「犬と猫のマイクロチップ情報登録について」(2026年10月26日閲覧)
