写真はイメージです(Photo: David Clode / Unsplash)
飼い主がいなくなったインコやオウム、フィンチ(文鳥などの小さな鳥)を保護している埼玉県羽生市の認定NPO法人TSUBASAが、11月15日(日)に施設「羽生とり村」の一般開放を行います。時間は午後1時から3時まで、先着13人の予約制です。保護された鳥たちのくらしを間近に見て、鳥を家族にむかえることを考えるきっかけになりそうです。
11月15日、羽生とり村を開放
施設開放の会場は、羽生市東にある「羽生とり村」です。11月15日(日)の午後1時から3時までの間なら、好きな時間に来て、好きな時間に帰ることができます。参加には事前の予約が必要で、定員は先着13人。予約は外部のチケットサイトから行い、会員登録はいりません。
羽生駅の東口からは送迎車が出ます。送迎車を使う場合は午後1時に東口に集まり、帰りの便は午後3時の1便だけです。施設内の売店は午後5時まで開いています。TSUBASAは10月17日にこの施設開放の案内を出しました。
TSUBASAってどんな団体?
TSUBASAは、いろいろな事情で飼えなくなったインコ・オウム・フィンチを引き取り、新しい飼い主をさがしている団体です。人と鳥が長く一緒にくらすための勉強会なども開いています。野鳥や、アヒル・ニワトリのような家禽(家畜として飼われる鳥)は受け入れていません。
以前は埼玉県新座市に「とり村」がありましたが、3月末で閉じ、羽生市に移りました。施設では、鳥の世話をするスタッフが見学の案内も受け持っています。団体は「とり村は遊園地のような場所ではありません」と伝えていて、世話の様子によっては見学の時間が短くなることもあるそうです。見学するときは、鳥たちの生活の場所におじゃまする気持ちで行きたいですね。
鳥は思った以上に長生き
ペットとして人気のセキセイインコは、オーストラリアの内陸の乾いた草原にすむ鳥です。体長は18〜23cmほど、体重は30〜40gくらいで、スズメより少し大きい程度。おもに植物の種を食べ、野生では大きな群れをつくってくらしています。
寿命は平均7〜8年ですが、健康に気をつけると13〜15年生きることもあり、30歳まで生きた記録もあります。もっと体の大きいオウムの仲間には、さらに長生きする種類もいます。小さくてかわいいからと気軽にむかえると、10年以上の長いおつきあいになることに後から気づく人もいます。飼い主が年をとったり、くらしが変わったりして、鳥が行き場を失うことがあるのは、こうした理由からです。
里親になるには
TSUBASAでは、鳥の里親をさがす「里親会」を予約制で毎日開いています。はじめて参加する人は、必ず説明を受けることになっています。鳥の性格や必要な世話をよく知ってから家族にむかえることで、鳥が再び行き場を失うことを防ぐねらいです。
電話での問い合わせは午後1時から5時まで受け付けています。午前中は鳥の世話をしているため、電話に出られないそうです。飼育相談のメールは受け付けていないので、注意しましょう。
鳥をむかえる前に考えたいこと
鳥は群れでくらす生き物なので、ひとりぼっちの時間が長いとさびしがることがあります。毎日の世話や、ケージのそうじ、放鳥(ケージの外に出して遊ばせること)の時間をとれるかどうか、10年先、20年先まで世話を続けられるかを、家族で話し合っておくことが大切です。鳥の病気を診られる動物病院が近くにあるかも、前もって調べておきましょう。体の調子が気になるときは、鳥にくわしいかかりつけの獣医師に相談してください。
ここがポイント
- 11月15日(日)午後1〜3時、羽生市の「羽生とり村」を一般開放(先着13人・予約制)
- TSUBASAは飼えなくなったインコ・オウム・フィンチを保護し、新しい家族をさがす団体
- セキセイインコでも13〜15年生きることがあり、長いおつきあいになる
- 里親会は予約制で、はじめての人は必ず説明を受ける
出典: 認定NPO法人TSUBASA ブログ「羽生とり村 施設開放(11月15日)」(2026年10月17日)、認定NPO法人TSUBASA 公式サイト、ウィキペディア「セキセイインコ」
