写真はイメージです(Photo: Weliton Soranzo / Unsplash)
山口県下関市の動物愛護管理センターで、11月8日(日)、19日(木)、22日(日)の3日間、犬と猫の新しい飼い主をさがす「譲渡会」と、その前に受ける「譲渡前講習会」が開かれます。講習会は予約が必要で、前の日までにセンターへ連絡します。保護された犬や猫を家族にむかえたいと考えている人にとって、手続きの流れを知るよい機会です。
いつ、どこで開かれるの?
会場は、下関市大字井田にある下関市動物愛護管理センターです。センターには「動物ふれ愛ランド下関」という愛称もあります。日程は11月8日(日)、19日(木)、22日(日)で、日曜日だけでなく平日の木曜日にも開かれるのが特ちょうです。
時間はどの日も同じです。講習会の受付は午前9時30分から9時40分までの10分間で、講習は午前11時ごろに終わる予定です。そのあとの譲渡会は、受付が午前11時まで、終わりは正午の予定です。受付の時間がとても短いので、早めに着くようにしましょう。
「譲渡前講習会」ってなに?
「譲渡」とは、センターで保護している動物を、新しい飼い主にゆずりわたすことです。譲渡前講習会は、動物をむかえる前に、飼い方や飼い主の責任について学ぶ時間です。講習を受けると「修了証」がもらえますが、交付の前には面接での審査もあります。
犬をむかえるときは、この修了証が必ず必要です。猫の場合は、修了証か「譲渡前説明」への参加が必要です。修了証を持っている人は、講習会の日でなくても、センターが開いている時間に譲渡を受けることができます。ただし譲渡会の日は、修了証を持っている人も午前11時からになります。
なお、下関市に住んでいない人で、北九州市動物愛護センターか山口県動物愛護センターの譲渡前講習会をすでに受けた人は、センターの講習会が免除されます。下関市に住む人は、この免除の対象になりません。
猫は毎日の「個別審査」でもむかえられる
猫については、講習会とは別に「個別審査」という方法もあります。電話かメールで日にちと時間を予約し、必要な書類を持ってセンターへ行き、面接を受けて、きちんと飼うことを約束する「誓約書」を書くという流れです。個別審査は毎日行われていて、講習会は月に3回開かれています。
書類や面接の内容によっては、その日に猫をむかえられないこともあり、審査に1日以上かかる場合もあるそうです。
どんな条件があるの?
動物の命をあずかるため、いくつかの条件が決められています。18歳未満の人は譲渡を受けられません。また、すでに犬と猫を合わせて2頭以上飼っている家庭には、原則として修了証は交付されません。
60歳以上の人が講習会を受けるときは、18歳以上60歳未満の親族などに、もしものときに代わりに世話をすることを約束する誓約書を書いてもらう必要があります。犬や猫は長い年月を生きる動物なので、最後まで世話をする「終生飼養」を大切にするためのしくみです。
当日の持ち物をチェック
当日は、運転免許証など本人だとわかるもの、マンションやアパート、借家で飼う場合は動物を飼ってよいことがわかる書類、そして動物を連れて帰るためのキャリーケースや首輪、リードなどを持っていきます。
豆知識:なぜ講習を受けてからなの?
センターに保護される動物の中には、迷子になって飼い主が見つからなかった子や、事情があって手ばなされた子もいます。新しい家で二度とつらい思いをさせないように、むかえる前に飼い方や費用、住まいの条件などをしっかり考えてもらうことが目的です。講習でわからないことがあれば、その場で職員に聞いてみましょう。健康のことで気になる点があれば、むかえたあとにかかりつけの獣医師に相談するのがおすすめです。
ここがポイント
- 11月8日(日)・19日(木)・22日(日)、下関市動物愛護管理センターで開催
- 講習会は前の日までに予約。受付は午前9時30分から9時40分まで
- 犬は修了証が必要。猫は修了証か譲渡前説明、または毎日の個別審査でも可
- 18歳未満は不可。60歳以上は親族などの誓約書が必要。問い合わせは083-263-1125
出典: 下関市「犬・猫の譲渡会及び譲渡前講習会開催のお知らせ」(2026年10月27日更新)、下関市「犬と猫の飼い主を募集しています」(2021年11月29日更新)、下関市「猫の譲渡(個別審査)について」(2023年12月7日更新)
