写真はイメージです(Photo: Andrew S / Unsplash)
大阪府豊中市の服部緑地で、11月21日(土)と22日(日)の2日間、ペットと飼い主のためのイベント「アニマルバトンフェスタ2026」が開かれます。入場は無料で、犬や猫だけでなく、どんな種類のペットとも参加できます。保護された動物の譲渡会(新しい飼い主をさがす会)や、災害へのそなえを学べるコーナーもあります。
いつ・どこで開かれるの?
主催するのは、豊中市に拠点をおく一般社団法人アニマルバトンです。会場は服部緑地の「円形花壇」で、21日は午前10時から午後6時まで、22日は午前10時から午後5時までです。大阪府や豊中市なども、このイベントを後援(応援)しています。
会場には、およそ100のブースがならび、そのうち約20台はキッチンカー(食べ物を売る車)です。去年は2日間で3万4,200人が来場し、6,700匹のペットが集まりました。今年も、3万人とペット7,000匹ほどの参加が見込まれています。
思い出の品を次の命へ「レインボーアイテム」
このイベントの大きな特徴が「レインボーアイテム」です。亡くなったペットが使っていた首輪や洋服、おもちゃ、ケージ(おり)などを会場に持ってきてもらい、動物の保護施設や、新しく動物を迎えた家族へ「支援物資」としてわたす取り組みです。
主催者によると、毎年200をこえる家族から、2,000点以上の品物が寄せられているそうです。大切にしていたペットの品物が、ほかの動物の役に立つことで、思い出が次の命へつながる「バトン」になります。イベントの名前にも、この思いがこめられています。
保護犬・保護猫・うさぎとの出会いも
特別なテントでは、犬や猫、うさぎを保護している団体がいくつも集まり、大きな譲渡会を開きます。譲渡会は、飼い主がいない動物と、新しく動物を家族に迎えたい人が出会う場です。
会場は7つのゾーンに分かれています。譲渡のゾーンのほか、ペット用品や獣医師の話にふれられる「くらし」のゾーン、「ペット防災」のゾーン、年をとったペットについて考える「シニアペット」のゾーンがあります。さらに、ペットを亡くした悲しみに寄りそう「レインボー」のゾーン、品物の受け取りや寄付をおこなうゾーン、食べ物やカフェのゾーンも用意されます。
新しい家族を待つ動物たち
環境省のまとめによると、2024年度に全国の自治体(都道府県や市など)が引き取った犬は1万7,399頭、猫は2万2,010匹でした。そのうち、元の飼い主に返されたり、新しい飼い主に譲渡されたりしたのは、犬が1万5,427頭、猫が1万7,079匹です。
10年ほど前の2015年度には、引き取られた犬は約4万6,600頭、猫は約9万匹でした。数は大きくへってきましたが、今も多くの動物が新しい家族を待っています。自治体の動物愛護センターだけでなく、民間の団体が開く譲渡会も、人と動物が出会う大切な場になっています。
参加するときに気をつけたいこと
ペットといっしょに出かけるときは、リードやキャリーバッグを用意し、水やトイレの道具も持っていきましょう。人や動物がたくさん集まる場所は、ペットにとって緊張することもあります。様子を見ながら休けいをとり、無理をさせないことが大切です。
譲渡会で気になる動物に出会ったら、その場ですぐに決めず、家族でよく話し合いましょう。動物を迎えることは、その動物の一生をあずかることです。くらす場所や毎日の世話、かかるお金のことなども考えておくと安心です。
ここがポイント
- 11月21日・22日に大阪府豊中市の服部緑地で開かれ、入場は無料
- 亡くなったペットの品物を保護動物などにゆずる「レインボーアイテム」が特徴
- 犬・猫・うさぎの保護団体による大きな譲渡会や、ペット防災のゾーンもある
- 動物を迎えるときは、家族でよく話し合ってから決めよう
出典: PR TIMES(一般社団法人アニマルバトン)(2026年10月21日)、環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」(2024年度)
