写真はイメージです(Photo: Nathan Queloz / Unsplash)
静岡県下田市の下田海中水族館で、11月1日(日)の午後3時25分から、オウサマペンギンの体重をお客さんの前ではかるイベントが開かれます。11月1日が「計量記念日」であることにちなんだもので、はかった体重はその場で発表されます。
ペンギンのショーの中で体重をはかる
イベントは、ペンギンプールで行われるショー「ペタペタマーチ」の中で開かれます。水族館を運営する会社の親会社・藤田観光が、10月22日に発表しました。
当日は、体重をはかるだけでなく、「はかる」ことを通してペンギンの健康をどのように守っているのかも説明されます。雨や風が強いなど、天気が悪い日は中止になるので注意しましょう。
11月1日はなぜ「計量記念日」?
計量記念日は、経済産業省が定めた記念日です。今の「計量法」という法律が、1993年11月1日に始まったことを記念しています。計量とは、長さや重さ、体積(もののかさ)、温度などをはかることです。
動物園や水族館では、体重をはかることは毎日の世話のひとつです。動物は、具合が悪くても言葉で伝えることができません。体重がへったり、急にふえたりしたことに早く気づければ、病気を早く見つけることにつながります。体重は、健康を知るための基本の目安なのです。
オウサマペンギンってどんなペンギン?
オウサマペンギンは、コウテイペンギンの次に大きいペンギンです。東京都の発表資料によると、体長は85〜95cm、体重は10〜16kgほどあります。首から胸にかけてのあざやかなオレンジ色が目印です。
野生では、南極に近い南の海にうかぶ島々(南緯45度から55度のあたり)にすんでいます。魚やイカを食べ、えさをとるときは100〜300mの深さまでもぐることがあります。泳ぐ速さは、平均で1秒に約2.1mです。
巣をつくらないのも特徴です。お父さんとお母さんが交代で、卵を足の上にのせ、おなかの皮でつつんで温めます。卵は52〜58日ほどでかえり、ひなが巣立つまでにはおよそ1年かかります。ひなは茶色いふわふわの羽につつまれていて、大人とはまったくちがう見た目をしています。
水族館どうしで協力してペンギンを守る
下田海中水族館は、オウサマペンギンの繁殖(子どもをふやすこと)にも取り組んできました。2019年7月14日に下田で生まれたメスの「レイナ」は、2025年2月に東京の葛西臨海水族園へ引っ越すことが発表されました。
これは、日本で飼われているペンギンの血すじがかたよらないようにする(遺伝的な多様性を守る)ための取り組みです。2023年には、反対に葛西から下田へ1羽が移っています。水族館どうしが動物を行き来させることで、ペンギンたちの未来を守っているのです。
見に行くには
下田海中水族館は、1967年3月に開館しました。自然の入り江(海が陸に入りこんだ場所)を利用した水族館で、イルカやアシカ、アザラシ、ペンギン、カワウソ、伊豆半島の近くの海の生き物などを見ることができます。伊豆急行線の伊豆急下田駅から、路線バスで約7分です。
ペンギンの体重が何kgだったのかは、当日会場で発表されます。自分の体重とくらべながら見るのも楽しそうです。お出かけ前には、水族館の公式サイトで最新の情報を確かめましょう。
ここがポイント
- 11月1日午後3時25分から、ペンギンショーの中で体重をはかって発表
- 計量記念日は、今の計量法が1993年11月1日に始まったことにちなむ
- オウサマペンギンは体重10〜16kgほどで、2番目に大きいペンギン
- 体重は、動物の健康を知るための大切な目安
出典: PR TIMES(藤田観光)(2026年10月22日)、下田海中水族館「期間限定イベント」(2026年10月23日)、東京都「葛西臨海水族園にオウサマペンギンが来園」(2025年2月)、下田海中水族館「11月1日は計量記念日」(2019年10月)
