写真はイメージです(Photo: Andrew S / Unsplash)
埼玉県は2026年11月14日(土)、熊谷市で「彩の国さいたま 動物愛護フェスティバル2026」を開きます。猫と犬の譲渡会、聴導犬のお話と実演、子ども向けの獣医師体験など、動物と人のくらしを考えるプログラムがそろっています。入場は無料で、予約もいりません。
いつ・どこで開かれるの?
会場は2か所です。会場1は熊谷市板井にある埼玉県動物指導センターの本所で、午前10時から午後3時まで。会場2はすぐ近くにある江南総合公園で、午前10時から正午までです。雨の場合は、会場2の催しは会場1に移ります。
主催は埼玉県で、熊谷保健所管内狂犬病予防協会が共催、埼玉県獣医師会が後援しています。狂犬病は、かまれることなどでうつるおそろしい病気です。日本では犬の登録と、年1回の予防注射(病気をふせぐための注射)が法律で決められています。
どんなプログラムがあるの?
会場1では、動物を正しく飼ってきた人や、動物愛護に力をつくした人の表彰式があります。そのほか、聴導犬のお話とデモンストレーション、犬とのふれあい、猫の譲渡会、子ども獣医師体験などが予定されています。動物の切り絵(紙を切ってつくる絵)の実演や、動物の〇×クイズ、缶バッジづくりなど、家族で楽しめるコーナーもあります。
会場2の江南総合公園では、犬の譲渡会や企業のブースが開かれます。犬とのふれあいは人数に限りがあり、当日に整理券(順番を決めるための券)が配られる予定です。くわしいことは、あとで県のホームページで知らせるとしています。
譲渡会ってなに?
譲渡会は、保護された犬や猫と、新しい家族になりたい人が出会う場です。動物指導センターなどには、飼い主が見つからなかったり、事情があって飼えなくなったりした犬や猫がいます。譲渡会では、実際に動物と会って、性格や体の大きさ、世話のしかたなどを職員やボランティアに聞くことができます。
犬や猫は10年以上生きることも多く、迎えたら最後まで責任をもって世話をすることが大切です。その場ですぐに決めず、家族とよく話し合ってから申しこむと安心です。譲渡の条件や手続きは自治体によってちがうので、気になる人は前もってセンターに確かめましょう。
聴導犬はどんな仕事をするの?
聴導犬は、耳が聞こえにくい人や聞こえない人に、身のまわりの音を知らせる犬です。お湯がわいた音、玄関のチャイム、電話の着信音などを聞き分けて伝えます。音に気づけることで、安心してくらせるようになります。
聴導犬は、盲導犬や介助犬といっしょに「身体障害者補助犬」とよばれます。2002年に施行された身体障害者補助犬法という法律で決められていて、特別な訓練を受けています。補助犬はペットではなく、障害のある人の大切なパートナーです。電車やバス、お店、病院、ホテルなどは、補助犬といっしょに来た人を受け入れなければなりません。
出かける前に知っておきたいこと
会場には、補助犬をのぞいて、ペットを連れて入ることはできません。屋外の会場も、建物の中も同じです。犬とのふれあいでは、動物の体調や気持ちを考えて、休み時間をとることがあります。
また、熱などの症状がある人や、いっしょに住む家族に症状がある人は、来場をひかえるよう呼びかけています。混雑したときは入場を制限することがあり、内容が変わったり中止になったりする場合もあります。出かける前に、県のホームページで最新の情報を確認しましょう。
豆知識:補助犬に会ったときのマナー
町で仕事中の補助犬に会ったら、話しかけたり、じっと見つめたり、勝手にさわったりしないようにしましょう。食べ物や水をあげるのもいけません。補助犬はハーネス(胴につける道具)や表示で見分けられます。犬が仕事に集中できるよう、そっと見守ることが大切です。使用者が困っている様子なら、犬ではなく人に声をかけて、手伝えることがないか聞いてみましょう。
ここがポイント
- 11月14日(土)、埼玉県熊谷市の2会場で開催。入場無料で予約はいらない
- 猫の譲渡会(会場1)と犬の譲渡会(会場2)がある
- 聴導犬のお話と実演、子ども獣医師体験なども予定
- ペットは連れて行けない(補助犬はのぞく)
出典: 埼玉県「彩の国さいたま 動物愛護フェスティバル2026」(2026年10月27日確認)、島根県「身体障がい者補助犬について」(2026年10月27日確認)
