写真はイメージです(Photo: Tey Lovius / Unsplash)
京都市下京区の京都水族館で、2026年11月1日(日)から15日(日)まで「チンアナゴの日2026」が開かれます。11月11日の「チンアナゴの日」にちなんだイベントで、ぬいぐるみで飾った階段や、11日の11時11分に行うごはんの時間など、チンアナゴの魅力にふれられる企画が用意されています。
なぜ11月11日が「チンアナゴの日」?
チンアナゴは、砂の中から体をすっと伸ばして顔を出します。その姿が数字の「1」に見えることと、たくさんの仲間でくらすことから、1が一番多く並ぶ11月11日が「チンアナゴの日」になりました。京都水族館の発表によると、同じグループのすみだ水族館(東京)が申し込み、2013年に日本記念日協会に記念日として認められました。京都水族館では2016年からこの日に合わせたイベントを続けています。
222匹のぬいぐるみがお出むかえ
1階から2階へ上がる階段は、写真スポットに変身します。チンアナゴのぬいぐるみ111匹と、なかまのニシキアナゴのぬいぐるみ111匹、合わせて222匹がずらりと並び、チンアナゴの水槽へ案内するように飾られます。
2階のモニターでは、水族館の公式Xで10万回以上見られた人気の動画11本をランキング形式で紹介します。チンアナゴどうしが口を大きく開けてけんかする様子や、巣穴から出てお引っこしする様子など、ふだんはなかなか見られない場面が楽しめます。
11日11時11分はごはんの時間
11月11日には、午前11時11分から2階のチンアナゴの水槽で「チンアナゴのお食事タイム」があります。スタッフがえさをあげながら、チンアナゴとニシキアナゴについて解説します。生きものの体調によっては中止になることもあります。この日は1階の入口で、チンアナゴの「おさかなマスク」も数量限定でひとり1枚配られます。
会期の後になりますが、11月26日(木)午後3時45分からは、小学校に入る前の子ども向けの絵本の読み聞かせ会も予定されています。参加は無料で予約もいりませんが、どの企画も水族館の入場料が必要です。
チンアナゴってどんな魚?
チンアナゴはウナギのなかま(ウナギ目)のアナゴ科の魚で、体の長さは30〜35cmほどです。高知県から琉球列島にかけてなど、あたたかい海の砂地にすんでいます。砂から出しているのは10cmほどで、体の大部分は砂の中にかくれています。
しっぽの先を使って砂に穴をほり、体から出るねばねばした液で巣穴のかべを固めます。食べ物は、水の中をただよう小さな動物プランクトンです。流れてくる方向を向いて食べるので、群れのみんなが同じ向きにそろって見えることが多いのです。とてもこわがりで、ほかの魚が近づくとさっと砂の中にもぐってしまいます。体には黒い点が5つあり、よく見るとむなびれという小さなひれもついています。
見に行くときのポイント
京都水族館はJR京都駅から西へ歩いて約15分、梅小路公園の中にあります。営業時間は午前10時から午後6時まで(日によって延長あり)で、入場料は大人2,600円、高校生2,000円、小・中学生1,400円、3歳以上の幼児900円です。チンアナゴを見るときは、水槽の前で静かにゆっくり待つのがコツ。そっと顔を出す様子をじっくり観察してみましょう。仲間どうしの距離や、体の向きがそろう様子にも注目すると、もっと楽しくなりますよ。
ここがポイント
- 京都水族館で11月1日〜15日に「チンアナゴの日2026」
- 階段にチンアナゴとニシキアナゴのぬいぐるみ計222匹
- 11月11日午前11時11分から、解説つきのお食事タイム
- チンアナゴは体長30〜35cm。砂から出しているのは10cmほど
出典: 京都水族館 プレスリリース「チンアナゴの日2026」(2026年10月21日)、るるぶKids「チンアナゴってどんな生き物?」(2023年6月5日)
