写真はイメージです(Photo: iridial / Unsplash)
広島県動物愛護センター(三原市)で、2026年11月14日(土)に「人とペットのための防災フェスティバル」が開かれます。犬といっしょに避難の流れを体験する訓練や、消防車の展示、犬や猫とのふれあい体験などがあり、家族で楽しみながら災害への備えを学べるイベントです。
いつ・どこで開かれる?
フェスティバルは11月14日の午前10時から午後3時30分まで(開場は午前9時45分)です。会場の広島県動物愛護センターは、三原市本郷町にあり、広島空港から車で約4分のところにあります。バスで行く場合は、広島空港行きのリムジンバスで空港まで行き、そこから歩いて約11分です。駐車場がいっぱいのときは、近くの中央森林公園の有料駐車場を使うよう案内されています。
県のセンターが10月17日にホームページで内容を発表しました。三原市危機管理課や三原西消防署も協力します。
犬と体験する「ペット同行避難訓練」
目玉の一つが、犬と飼い主がいっしょに参加する「ペット同行避難訓練」です。午前10時30分からと午後1時からの2回あり、それぞれ10組まで参加できます。全日本動物専門教育協会とペット災害危機管理士会が協力し、災害がおきたときを想定して、ペットと一緒に行動する練習をします。
参加は電話での予約制で、申しこみ先は動物愛護センター(0848-60-8511)です。参加できる犬には条件があり、法律で決められた登録と狂犬病の予防注射をすませ、鑑札(またはマイクロチップ)と注射済票をつけていること、年れいに合った予防接種を受けていること、不妊・去勢手術をすませていること、ほかの犬や人に攻撃的だったり、とてもこわがりだったりしないこと、とされています。
午後2時30分からは、犬が「おすわり」をする「犬おすわりゲーム」もあります(10組、予約制)。おすわりのように飼い主の合図で落ち着いて待てることは、災害のときにも役立つとされています。どちらも参加した犬にはおみやげがあります。
防災の展示やふれあい体験も
会場では、三原市のトイレトレーラーが展示されます。トイレトレーラーは、トイレがついた荷台を車で引いて運べるようにしたもので、災害のときに避難所などで使われます。午前中には、消防車の展示や消防服を着る体験もあります。先着200人がもらえる景品つきのスタンプラリーも行われます。
屋外のブースでは、プラバンを使った迷子札づくり、獣医師会によるペットの健康相談、センターによるしつけ相談などがあります。ブースをまわると、「ローリングストック」の品物がもらえます。ローリングストックとは、ふだんから食べ物などを少し多めに買っておき、使った分を買い足しながら備える方法です。
犬や猫とのふれあい体験(午前11時から、当日受付)や、センターの裏側を見学できるバックヤードツアー(午後2時から、先着30人)もあります。ステージでは、元広島東洋カープの投手・中田廉さんのトークショーなども予定されています。
豆知識:「同行避難」ってなに?
「同行避難」とは、災害がおきたときに、飼い主がペットといっしょに安全な場所まで避難することです。いざというときにあわてないよう、環境省は日ごろからの準備をよびかけています。
たとえば、ペットの身元が分かるように、外から見える迷子札と、体の中に入れるマイクロチップの「二重の備え」をすすめています。マイクロチップには15けたの番号が記録されていて、登録した情報から飼い主が分かるしくみです。犬の場合は、鑑札と狂犬病予防注射済票をつけることが法律で決められています。猫は室内で飼い、首輪は引っかかったときに外れるタイプがよいとされています。また、地域で行われる同行避難訓練に参加することもすすめられています。
参加するときの注意
ペットを連れて行く場合は、にげ出さないようにリードやキャリーケースを使い、犬には鑑札(またはマイクロチップ)と注射済票をつけていきましょう。なお、この日はいつもセンターで開かれている犬猫の譲渡会や、譲渡前の講習会などはお休みになります。ペットの体調やワクチンなど健康面で心配なことは、かかりつけの獣医師に相談しましょう。
ここがポイント
- 2026年11月14日(土)、広島県動物愛護センター(三原市)で開催
- 犬と参加する同行避難訓練は各回10組、電話での予約制
- トイレトレーラーや消防車の展示、迷子札づくりなど体験がいっぱい
- 迷子札とマイクロチップの「二重の備え」を考えるきっかけに
出典: 広島県動物愛護センター「人とペットのための防災フェスティバル(令和8年度)」(2026年10月17日)、同 参加型イベントの案内(2026年10月17日)、環境省 ペットの災害対策パンフレット
