写真はイメージです(Photo: Andrew S / Unsplash)
名古屋市千種区の名古屋市動物愛護センターで、2026年11月3日(火・祝)、「なごや犬と猫のフェスタ2026『犬と猫と、音楽と。』」が開かれます。講演会や音楽会、保護猫の飼育施設の見学ツアーなどがあり、入場は無料です。犬や猫を飼っていない人も参加できます。
いつ・どこで・だれが開くの?
開催は11月3日の午前10時から午後4時まで。会場は名古屋市動物愛護センター(千種区平和公園二丁目)の愛護館、芝生広場、ふれあい広場です。地下鉄の自由ヶ丘駅2番出口から歩いて約15分です。雨でも開かれますが、天気などによって内容が変わったり、中止になったりすることもあります。
主催は「名古屋市人とペットの共生サポートセンター」です。名古屋市獣医師会が運営する相談の窓口で、10月16日にイベントのくわしい内容を発表しました。「共生」とは、人と動物がともに生きるという意味です。
講演会:動物と暮らす意味と「ほんとうの気持ち」
愛護館の2階では、2つの講演会があります。午前11時からは、国立環境研究所の主任研究員・谷口優さんが「伴侶動物と暮らすことの価値」について話します。伴侶動物とは、家族のようにいっしょに暮らす動物のことです。
午後1時からは、獣医師の根来さんが、犬と猫の「ほんとうの気持ち」と、もっと仲良くなるための付き合い方を紹介します。犬や猫がしぐさで何を伝えようとしているのかを知ることは、動物とよい関係をつくる第一歩です。
体験教室:防災のしつけや「わんちゃん博士」
犬とふれあう教室も開かれます。午前10時15分からの「災害時のための犬猫のしつけ方教室」では、避難するときに役立つしつけを学べます。午後2時20分からの「わんちゃん博士になれるかな?」は、小学生までが対象の、犬とのふれあい教室です。午後3時15分からは、ドッグダンスとふれあいタイムもあります。
これらの講演会と教室は事前の申し込みが必要です。どの教室も定員は30人で、10月5日から公式サイトの申込フォームで先着順に受け付けています。講演会と教室には、ペットを連れて入ることはできません。
芝生広場などでは、獣医師の白井さんによる「愛犬とチャレンジ!ペット防災体験」、似顔絵コーナー、缶バッジづくり、猫をテーマにしたクリスマスリースづくり、譲渡ボランティアによるチャリティーバザー、愛知県行政書士会によるペットのお困りごと相談なども用意されています。公式サイトでは、猫の譲渡会も案内されています。
音楽会とストリートピアノ
今回のテーマは「音楽」です。ふれあい広場では、「サックス侍」の演奏(午前10時15分と午後0時15分から)や、動物病院を経営しながらサックスを吹く大﨑さんと、ピアニストの柴田さんによる「動物たちの音楽会」(午後2時15分と午後3時から)があります。
午前11時から正午までと、午後1時から2時までは、だれでも自由にひけるストリートピアノも置かれます。
保護猫の施設「にゃごラーレ」を見学
注目は、センターの職員が案内する「にゃごラーレ」の見学ツアーです。にゃごラーレは2022年6月にできた保護猫の飼育施設で、大人の猫を最大160匹までお世話できます。
たくさんの猫を飼いきれなくなった家から、一度に多くの猫を保護したときの受け入れや、人になれていない猫が少しずつ人に慣れるための練習、長い治療が必要な猫のお世話に使われています。名前は、イタリア語の猫の鳴き声と「名古屋」を組み合わせたものです。
ツアーは全4回で、午前11時、11時30分、午後2時20分、2時50分からの各25分間です。整理券は当日の午前10時50分から先着順で配られます。似顔絵コーナーも当日の整理券制で、午前12人、午後18人です。
豆知識:「人とペットの共生サポートセンター」ってどんなところ?
このセンターは2020年6月にできました。飼えなくなったペットの新しい飼い主探しや、里親になりたい人への案内、地域猫活動の相談などに無料で応じています。地域猫活動とは、飼い主のいない猫に子どもが生まれないようにする手術をして、地域の人たちがルールを決めてお世話をする取り組みのことです。
名古屋市によると、2023年度には市の譲渡会が16回開かれ、396匹の動物が新しい家族のもとへ行きました。センターと市、ボランティアが力を合わせ、一匹でも多くの動物が幸せに暮らせるよう取り組んでいます。
出かける前に知っておきたいこと
会場にペットを連れて行く場合は、リードを付けてできるだけ短く持ち、ふんやおしっこは飼い主が責任を持って片付けます。まわりの人に迷惑や危険がないよう気をつけましょう。
これから犬や猫を家族に迎えたいと考えている人にとっては、保護猫のことや、動物と暮らす準備について知るよい機会になりそうです。問い合わせは、名古屋市人とペットの共生サポートセンター(電話052-681-2211、平日の午前10時から午後4時30分まで)へ。
ここがポイント
- 11月3日(火・祝)午前10時から午後4時まで、名古屋市動物愛護センターで開催。入場は無料
- 講演会と犬の教室は事前申し込み制で先着順。ペットは連れて入れない
- 保護猫の施設「にゃごラーレ」の見学ツアーは当日の整理券制
- 犬や猫を飼っていない人も参加できる
出典: 名古屋市人とペットの共生サポートセンター「なごや犬と猫のフェスタ2026」(2026年10月)、名古屋市獣医師会のプレスリリース(PR TIMES)(2026年10月16日)、名古屋市「犬猫サポート寄附金を活用した名古屋市の取り組み」(2026年10月20日閲覧)
