写真はイメージです(Photo: Judy Beth Morris / Unsplash)
愛媛県動物愛護センター(松山市)が、2026年11月に中学生と高校生を対象にした「獣医師体験教室」を開きます。センターではたらく獣医師の仕事について話を聞き、実際に使っている器具をさわったり、動物のお世話をしたりできます。
中学生の部は11月15日、高校生の部は11月22日
教室は2回あります。中学生の部は2026年11月15日(日曜日)、高校生の部は11月22日(日曜日)で、時間はどちらも午後1時30分から3時までです。会場は、松山市にある愛媛県動物愛護センターです。
参加できるのは、愛媛県に住んでいる中学生・高校生と、その保護者です。定員は中学生の部・高校生の部ともに6人ずつで、申しこみが早い順に決まります。保護者は子ども一人につき一人まで見学できます。参加費は無料です。
申しこみは11月1日から7日まで
申しこみは、県のホームページにある電子申請フォームから行います。受付期間は11月1日から7日までです。定員が6人と少ないので、参加したい人は受付が始まったら早めに申しこむとよさそうです。くわしいことは、センターのホームページやチラシで確かめましょう。
どんなことを体験できるの?
教室では、はじめに獣医師の仕事についての話があります。そのあと、センターでふだん使っている器具を使った実技(じっさいに手を動かしてみる練習)や、動物のお世話の体験をします。
動物病院の獣医師の仕事はイメージしやすいかもしれませんが、動物愛護センターの獣医師がどんな仕事をしているかを知る機会は多くありません。本物の現場で話を聞けるのは、獣医師を目指している人にとっても、動物が好きな人にとっても、よいきっかけになりそうです。
動物愛護センターってどんなところ?
愛媛県動物愛護センターは、2002年12月に開設されました。1999年に動物愛護に関する法律が改正されたことを受けて、動物を大切にする取り組みの中心となる場所としてつくられました。
センターの年報によると、仕事は大きく3つに分かれます。1つめは、犬のしつけ方教室や動物とのふれあい、子ども向けの教室など、動物を大切にする気持ちを広める仕事です。2つめは、飼い主がいない犬や猫を引き取って、新しい家族にゆずり渡す(譲渡する)仕事や、けがをした動物の手当て、ペットを売る店などの登録の仕事です。3つめは、動物から人にうつる病気を防ぐ仕事で、狂犬病の検査などもふくまれます。
2023年度には、犬218頭と猫190匹のあわせて408頭が、センターから新しい飼い主のもとへ旅立ちました。子ども向けの動物愛護教室には、1年間で1,124人が参加しています。
獣医師のいろいろな仕事
獣医師というと動物病院を思いうかべる人が多いですが、県や市ではたらく獣医師もいます。たとえば岡山県では、動物愛護センターのほかに、牛やぶた、にわとりなどの家畜の病気を防ぐ「家畜保健衛生所」や、お店にならぶ肉が安全かを調べる「食肉衛生検査所」でも獣医師がはたらいています。動物の命を守ることと、わたしたち人のくらしや食べものの安全を守ることは、つながっているのです。
豆知識
動物愛護センターでは、犬や猫を家族にむかえたい人のための講習会も開かれています。愛媛県では、保護された犬や猫をゆずり受ける前に、この講習を受けることになっています。家族にむかえる方法として、ペットショップだけでなく、こうしたセンターからの譲渡という道もあることを知っておくとよいでしょう。
ペットの体調で気になることがあるときは、かかりつけの獣医師に相談しましょう。
ここがポイント
- 愛媛県動物愛護センターで、中学生は11月15日、高校生は11月22日に獣医師体験教室
- 定員は各6人、参加は無料で、申しこみは11月1日〜7日
- 講義のほか、器具を使った実技や動物のお世話を体験できる
- センターは犬や猫の譲渡や、動物から人にうつる病気を防ぐ仕事も担っている
出典: 愛媛県「獣医師体験教室 参加者募集(愛媛県動物愛護センター)」(2026年10月26日更新)、愛媛県動物愛護センター(2026年10月27日更新)、愛媛県動物愛護センター 令和5年度事業概要、岡山県「獣医師職場体験募集中!」(農林水産省掲載)(2023年10月)
