写真はイメージです(Photo: Milli / Unsplash)
福岡県などは、2026年11月7日(土)に福岡市の天神中央公園で「2026動物愛護フェスティバルふくおか」を開きます。保護された犬や猫の譲渡相談のほか、空港で活やくする検疫探知犬の実演や子ども向けのクイズ大会などがあり、入場は無料で申しこみもいりません。
いつ・どこで開かれるの?
開催は11月7日(土)の10時45分から15時まで。会場は福岡市中央区西中洲にある天神中央公園の西中洲エリアで、貴賓館の前です。だれでも自由に参加でき、前もって申しこむ必要はありません。
主催は、福岡県や福岡県動物愛護センター、福岡県獣医師会、九州動物福祉協会、環境省九州地方環境事務所でつくる実行委員会です。県が10月28日に発表しました。目的は、動物を大切にする気持ちを広めることと、保護犬・保護猫の譲渡をすすめることです。譲渡とは、保護された動物を新しい飼い主にゆずりわたすことをいいます。
ステージでは探知犬の実演やクイズ大会
ステージには、獣医師の外平友佳理さん(ゆかり先生)がゲストとして登場します。外平さんは動物園で20年はたらいたあと、その経験を社会や地域に生かすため、フリーで活動している獣医師です。動物を大切にすることをテーマにしたトークショーのほか、子どもが参加できる「どうぶつ○×クイズ大会」も開かれます。
さらに、新しい家族をさがしている犬や猫を紹介する「保護犬・保護猫PRタイム」や、動植物検疫探知犬のデモンストレーション(実演)も予定されています。12時から13時までは、毎年9月20日から26日の「動物愛護週間」に合わせて開かれたペットスケッチコンクールの表彰式があり、福岡県知事賞など合わせて44点がたたえられます。動物愛護週間は、動物を大切にする気持ちや正しい飼い方について、多くの人に考えてもらうために法律で決められた期間です。
検疫探知犬ってどんな犬?
検疫探知犬は、空港などで旅行者の荷物のにおいをかぎ、外国から持ちこむことができない肉製品や果物を見つける犬です。農林水産省の紹介によると、おもにビーグルという犬種が活やくしています。ビーグルはもともと狩りのための犬で、鼻がとてもよく、体が小さくやさしい見た目なので、人がたくさんいる場所でも旅行者をこわがらせにくいそうです。
探知犬は、目当てのにおいを見つけると、そのかばんのそばにすわって係の人に知らせます。全国で約140頭(2023年の紹介時点)がはたらいていて、口蹄疫やアフリカ豚熱といった家畜の病気や、果物につく害虫が国内に入るのをふせぐ大切な役目をになっています。会場では、そのかしこい動きを間近で見られそうです。
譲渡相談やものづくりのブースも
ブースでは、譲渡される犬や猫を紹介するパネル展示や、犬・猫の譲渡相談会が行われます。これから動物を家族に迎えたいと考えている人にとって、保護犬・保護猫という選び方について、くわしく話を聞けるよい機会です。
獣医師によるペットの健康相談コーナーや、ゆかり先生の獣医師体験コーナーもあります。子どもたちは、お散歩バッグや動物の貯金箱づくり、動物の塗り絵を使ったオリジナル缶バッジづくりなどの工作を楽しめます。ふれあい動物広場も設けられる予定です。
外来種のことも学べる
会場には、ペットが原因となる外来種や、絶滅が心配されている生き物への影響を学ぶコーナーもあります。外来種とは、もともとその場所にいなかったのに、人の手でほかの地域から持ちこまれた生き物のことです。飼いきれなくなったペットが外に放されると、その土地の生き物を食べたり、すみかをうばったりすることがあります。ペットを最後まで責任をもって飼うことは、まわりの自然を守ることにもつながります。
出かける前に知っておきたいこと
入場は無料で、申しこみもいりません。県の発表には、ペットを連れて行けるかどうかや、雨の日の対応は書かれていないので、気になる人は県の生活衛生課(092-643-3281)に確かめてから出かけると安心です。屋外の会場なので、天気に合った服そうや、飲み物の準備もしておきましょう。
ここがポイント
- 11月7日(土)10時45分から15時まで、福岡市の天神中央公園で開催。入場無料・申しこみ不要
- 保護犬・保護猫の紹介パネルや譲渡相談会がある
- 空港で活やくする検疫探知犬の実演や、子ども向けのクイズ大会も
- ペットが原因の外来種について学び、最後まで飼う大切さを考えられる
出典: 福岡県「2026動物愛護フェスティバルふくおか」を開催します!(2026年10月28日)、PR TIMES(福岡県のプレスリリース)(2026年10月29日)、農林水産省 aff「空港で嗅ぎ分ける検疫探知犬の活躍」(2023年11月号)
